…そこで二人は初めて抱き合った…
服ごしでもわかるお互いの胸のドキドキ…心拍音…
しばらく抱き合うと彼は徐々に彼女の頬へと手を動かしていく…
顔を持ち上げ、上を向かせる。
ドキッ 目が合う。
お互い見つめあったまま、初めてのキス…
震えていた彼女を彼はしっかりと受け止める。
重なり合った二人の唇は、はじめは遠慮がちに優しく…しかし、お互いを思う気持ちが止められず次第に激しく深くなっていく…
彼の彼女を見る目はとても優しく、彼女の目はトロンとして、完全に恋に落ちている…
お互いがお互いのことを大好きで仕方ないといった感じだ。
「はぁ…はぁ…」
2人のキスに吐息が混じり始める…
どちらからともなくベットへ倒れこむ。
彼女を下にして彼は彼女をつぶさないよう、力を入れる。
「力入れてくれてる?」「つぶしちゃうから」「いーよ、力抜いてみて」「わ!おもーい(笑)」
キャッキャッ…すごく楽しい。
この楽しい時間が永遠に続けばいいのに…二人はそんな淡い希望を胸に、限りある今日という時間を精いっぱい楽しむという同じ想いで今、一緒にいる…
「どーされるのが好き?」「これは?」「強さはどう?」
彼は彼女の反応を見ながら、どんどん快楽の扉を開けていく…
「…ん…」遠慮がちだった彼女の声は次第に「あ…あぁぁ…ん…」と大胆に…
2人は最後まではしない約束で、今日という日を迎えていた。
「…もし、ゴム持ってきてるって言ったらどうする?」
彼の突然の告白に彼女は動揺を隠せない…
そして…「え…したい…な…」
そうなったら…一気に気持ちは高ぶる…
彼女は…初めてだった。
「優しくするから…」彼はゆっくりとなじませるようにじょじょに、彼女の中へと入っていく…
「…ん…んんっん!」
彼のすべてを彼女が受け入れ、なじんだところでゆっくりとストローク…
初めてとはおもえないほど2人の相性はピッタリだ。
彼のストロークがどんどんと激しくなっていく…彼女もそれに応える…
「ん…イキそう…やばい…」「いいよ!」
「あ…あぁぁ…」彼が彼女の中で果てた…
彼女は彼の余韻感じて、ビクビクしている
そのビクビクに彼はまたもや反応してしまう。
耳元で発せられる彼の大好きな彼女の声とも相まって彼は既に完全に復活している…
そして、再びピストンが激しくなる…
お互いの喘ぎ声が部屋中に響く…
彼は何度も果て、彼女は何度も彼を受け入れた。
水分補給は決まって彼女からの口移し…
とても美味しそうに飲む彼を見て彼女はいとおしくてたまらない気持ちになる。
何度もキスをする…この時間を存分に楽しむためには1分1秒たりともムダにはできない…
「大好き♡」「だいすき」「だいすき…」
だいすきとキスを織り交ぜながら2人はどんどん幸せな気持ちをかみしめている。
こんなに好きになってくれてありがとう。こんなに好きにならせてくれてありがとう。
再会の約束を誓い、彼女は空港へと行き、異国の地へと旅立った…
彼との想いを胸に…